2月
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Q無添加製品って良いの?

Written by she-blog posted on 2月 4, 2016 in シャンプーについてよくあるご質問

A.シャンプーの宣伝でノンシリコンと並んでよく「売り」にされているのが、
「無添加」です。

何か肌に良さそうなイメージの言葉ですが、よくある「無添加」としては

・防腐剤(パラベン)無添加

・石油系無添加
代表的なのが上記2つです。
まず防腐剤無添加系に多いのが「石けん」シャンプーです。

これは石けん(アルカリ性)自体に軽く殺菌効果があるために、
そもそも防腐剤があまり必要ない場合があるのが特徴です。

ちなみに、シェリオンでも人気のあるコタセラも
弱酸性石けん系の界面活性剤を使用しており、パラベンが無添加です。

しかし、セラが腐らないのは石けんの殺菌作用ではなく、ピロクトンオラミンという頭皮の悪い菌を抑制してくれる成分が働きかけて腐りにくい構造になっています。

そして、ダメージヘアにも使えるようにアミノ酸系の界面活性剤も助剤として使用しているのでカラーヘアにも対応しやすくなっています。
また、パラベンが無添加ですよ、と宣伝しているシャンプーも多いですが、その代わりにフェノキシエタノールが必ずといって良いほど配合されているので、よく裏面表示を確認してみてください。

フェノキシエタノールは同じ防腐剤ですので無添加にはあたりません。

そもそも防腐効果のないシャンプーは、高温多湿なお風呂場の環境でしたらすぐに腐ります。

腐ったシャンプーの臭いは、いいシャンプーほど強烈です。
そのため防腐剤、防腐効果は少なからず必要になりますので、無添加製品を選ぶ際には注意が必要です。
次に、石油系無添加です。

これはいわゆるラウレス硫酸Na、ラウリル硫酸Na、オレフィンスルホン酸など、いわゆる脱脂力が強すぎる界面活性剤のことを言いたいと思われますが、石油由来というだけで、ミネラルオイルや何かも肌に悪いようなイメージを持たれています。

そもそも、ラウレス硫酸Naとてヤシ油由来であり、石油そのものも天然成分です。

石油由来で全く無害の成分は非常にたくさんありますし、安く大量生産できたりするのは石油系の恩恵である場合が多いです。

また、天然系成分で毒になるものも実にたくさんありますから、オーガニックか石油由来かで肌に悪いかどうかを判断するのは間違いです。
成分1つ1つ性格が違いますから、先入観で決めずに、1つ1つを見て判断しましょう!

重要なのは成分同士の組み合わせと使用目的です。
業務用とデイリーケア用ではいいシャンプーの定義が変わってくると思います。

デイリーケアのシャンプー選びのポイントとしては、

・使用目的
・髪質にあっているか
・求める質感かどうか

いいと感じる定義は人によって違います。
ヘアスタイルや髪質に合わせて選ぶのがもちろんですが求める質感も叶えてくれるはず!

シェリオンでは、お客様1人1人の髪質、なりたい髪型を見極めしっかりご提案させて頂きます!


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